2016年 7月 有志によって,「ムコリタ・コラボ・アカデミー」設 立を決定。
2017年10月 ムコリタ教養講座を「第1回 ムコリタ・ステーション
教養講座」として,豊中市ステーション事業の一つと
して開講。
現在に至る
稲毛 理津子(INAGE, Ritsuko)
武庫川女子大学名誉教授
U3A講師
専門領域:Joyce Carol Oates(20世紀のアメリカ女性作家)の研究
今城 道子(IMASHIRO, Michiko)
武庫川女子大学名誉教授
現在:音楽学部非常勤講師
専門領域:ピアノ
メッセージ:
近年「音楽療法」が注目されています.以前ボランティアで高齢者の方々
が入居されている施設でコンサートを行ったりしましたが、みなさんの表情
を見て、音楽の持つ不思議な力を感じました。現在の音楽療法を行っている
現場は、高齢者の方々、障碍を持った方々がほとんどですが、日々様々なス
トレスを感じながら生活をしている誰にでも応用でき、今後もっと必要とさ
れるのではないでしょうか。
石井 裕子 (ISHII,Hiroko)
武庫川女子大学非常勤講師
専門領域:食物栄養
奥野 温子(OKUNO,Atsuko)<代表>
武庫川女子大学名誉教授(工学博士)
専門領域:服飾,ファッション
加納 光子(KANOH,Mitsuko)<事務局担当>
元武庫川女子大学教授 (社会福祉学博士,精神保健福祉士)
専門領域:精神保健福祉,地域福祉,ソーシャルワーク
中部学院大学非常勤講師
メッセージ:
精神保健・社会福祉分野での長年にわたる実践と教育・研究の成果(米国
オハイオ州コロンバスのノースセントラル・メンタルヘルスセンターでの1年
間の研修も含めて)を,皆様にお伝えしたいと思っています。社会福祉は私
たちが,幸せに生きるために必要な考え方・制度です。そして,社会福祉の
中でも精神保健を学ぶことは「こころ」を理解する助けになります。
2017年に『改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたちー萌芽するコミ
ュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデルー』という表題の本を
ミネルヴァ書房から出版しました。2018年の日本社会福祉学会の学会誌(第59
巻第3号)で,「精神保健福祉士として働く若い世代にとっては貴重な資料」
と評価していただきました。日本のPSWの歴史について関心のある方はぜひ
お読みください。 なお,PSWはPsychiatric Social Workの略で,精神科ソー
シャルワークのことです。ソーシャルワークとは社会福祉実践の方法の一つ
です。
爲房 恭子(TAMEFUSA, Yasuko)
元 武庫川女子大学教授
専門領域:臨床栄養学、応用栄養学(各ステージの栄養特性)
現 武庫川女子大学栄養研究所 高齢者栄養科学部門嘱託研究員
特定非営利活動法人 ケアプランニングNEST代表 (管理栄養士)
メッセージ:
急性期病院にて管理栄養士として従事、その後管理栄養士養成に関わり
ました。大学では、高齢者の栄養管理にかかわる研究に取り組み、特に他部
門の研究者と健康度を上げる実践的なプログラムを高齢者向けに展開してい
ました。
2002年に在宅療養者栄養支援「ケアプランニングNEST」(大阪市中
央区URL http://www.eiyouare-nest.com)を立ち上げ、訪問栄養食事指導を中心
に、透析患者はじめ慢性疾患患者への個人指導、大阪市介護予防事業「栄養
改善」他に携わっています。
また、多職種による「在宅療養者の栄養ケアを考える会」を主宰し、在
宅症例を中心に学んでいます。これらの経験(学び)から得たことを、地域の
方々に還元させていただこうと考えています。“食育”は、誰もが講師になれ
ます、誰もがその食哲学を展開できます。そして食情報が氾濫しています。
健康は、食事だけでは獲得できるものではありません。このムコリタ・ステ
ーションの講座が賢く学ぶ一助になればと思います。
堂前嘉代子 (DOHMAE,Kayoko)
元武庫川女子大学教授(医学博士)
専門領域:微生物学,公衆衛生学,食品衛生学
メッセージ:
長年にわたり,動物実験を主体とした感染微生物学実験を行ってきました
が,この知識を感染予防の観点から伝えていければと考えています.また,
近年のグローバル化による環境汚染は日本のみではなく,世界的な海洋汚染,
大気汚染,地球温暖化などの問題となっていますが,その中で我々が日常生
活で対応しなければならない事,大きくは社会全体で取り組まなければなら
ない事などを,皆さんと共に考える機会となればと思っています。